やまびこリーグ試合運営規則

 

 

 

 

 

2025年度版


 

1.     フェアプレーの精神

 スポーツマンシップを念頭におき、フェアプレーの精神をもってルールを尊重し、相手チームや審判に対しては礼儀をもって終始すること。

 

2.     根拠

 やまびこリーグは、公認野球規則に基づくもののほか、本規則により運営するものとする。

 

3.     リーグ戦

(1)   参加全14チームで総当たり一回戦対戦制とする。

(2)   参加チームは7月末までに7試合、10月末までに全試合を終了することとする。また、全試合終了出来なかったチームは、チーム・個人表彰の対象から除外する。

(3)   試合は6回までとし、試合時間は1時間30分を過ぎて新しいイニングに入らない。

(4)   得点差によるコールドゲーム

  3回以降10点差

  5回以降7点差

(5)   特別延長(特別ルール)

  6回終了又は試合時間が1時間30分を経過し、勝敗がつかない場合は、特別ルールを適用し、勝敗が決するまで行うものとする。

  特別ルールは、前回の継続打順とし、前回の最終打者を一塁走者、二塁と順次前の打者として、無死一塁、二塁の状態にして行うものとする。

(6)   試合成立

  1時間30分を経過した場合

  1時間30分を過ぎて先行チームがリードしている場合は、後攻チームの結果を待つこと。

  前記の場合、後攻チームがリード又は逆転した場合は、1時間30分経過時に打席に入っている打者が終了した時点で試合終了とする。

  没収試合は7-0とする。

(7)   降雨時によるコールドゲーム

  雨天、日没等により試合ができなくなった場合、試合成立は4回の表、裏の攻撃が終了した場合である。ただし、4回表終了時、後攻チームがリードのときは試合が成立する。

なお、試合が成立しないときは、再試合とする。

  試合の中断、終了等の判断は、審判員と審判部(事務局)で協議の上、決するものとする。

  雷の発生が確認された場合は、その時点でコールドゲームとする。成立基準に満たない場合はノーゲームとする。

  天候がよくない場合又は日没に差しかかるおそれのある場合などは、試合開始前に審判員・審判部(事務局)は、両チーム監督に途中終了もあり得ることを申し合わせておくものとする。

(8)   リーグ戦順位

    勝数で順位を決定する。

    複数チームが同率の時は優勝決定戦を行う。

    ○ 2位または3位が同率の場合直接対決の成績で決める。

 

4.     審判

(1)   審判の人数

  4人制とする。

  試合が2試合以上組まれている場合は、相互に各チームから2名ずつ審判を差し出すものとする。

  球審の途中交代は原則として認めないが、アクシデント発生のときは、審判部(事務局)によって球審を指名するものとする。

  塁審の途中交代については、審判部(事務局)に申し出るものとし、やむを得ない場合はこれを認めるものとする。

  審判員は、試合開始前に審判部のものと打ち合わせを行い、試合終了時には反省会を行うこと。

(2)   各グラウンド特別ルール

各グラウンドの特別ルールは、試合前にホームチームより都度説明するものとする。

 

5.     試合運営等

(1)   集合時間

  試合予定時刻の30分前には集合するものとする。

  2試合以降は、前の試合の進行により試合開始時刻が早まることもあるので事務局と連絡を取り合うこと。

(2)   ベンチ

  トーナメント戦は、組合せの左側(大会では抽選番号の小さいチーム)が一塁側ベンチとする。

(3)   先行・後攻の決定

  球審(事務局)立会いのもと、キャプテンのジャンケンとする。

(4)   ベンチ入り人数

  大人のベンチ入り人数は、原則として7名までとする(監督・コーチ3名・スコアラー・救護2名)。

* 学童の大会でのベンチ入りは7名。監督・コーチ2名・代表者・スコアラー・救護2名となっている。

  選手のベンチ入りは、試合前の登録メンバー表に記入されている者とし、当日、試合開始前までに追加登録された者も認める。

* 学童の大会でのベンチ入り人数は20名とされている。

* メンバー表は、試合開始30分前に提出となっている。

(5)   シートノック

  シートノックは、第一試合のみとし、後攻チームから5分間行うものとする。

  ノッカーは、ベンチ入りの者とする。

(6)   イニング交代時の投球練習

  試合開始時の投球練習は5球以内、イニング交代時の投球練習は3球以内とする。

  投手交代時は、5球以内とする。

(7)   投球制限

  投手は障害予防目的のため、一試合の投球回数を原則として4までとする。

(8)   試合球

  試合球は、新球の公認ボールJ号とし、チーム2個出しで準備するものとする。

(9)   背番号

  監督は30番、コーチは29番・28番とする。

  選手の背番号は主将が10番とし、28番、29番、30番を除いた番号とする。0番も認められている。

(10)  抗議

  審判の判定等に対する抗議は、監督及び当事者の選手のみとする。

(11)  用具・装具

  金属のスパイクシューズの使用は禁止する。

  金属バットの使用は公認(JSBB)のものに限り認める。ハイコン(複合)バット(通称ビヨンド等)については一切の使用を禁止する。

  投手のグローブは白色、灰色は使用を禁止、一色のものとする。綴じ紐はあまり差のない同系色は許される。

  大人用のバットは使用可とする。

  ヘルメットの着用が義務付けられるのは、打者、次打者、走者及びベースコーチで、両側にイヤーラッグ及び安全マーク(SG)の付いた公認のものを使用すること。

  シートノックの補助者が子供の場合、ヘルメットの着用を義務とする。

  捕手はファールカップの使用を奨励する

  ユニフォームは同一、同色とする。

 

6.     試合のスピード化について

(1)   攻守交代時

  攻守交代は駆け足で行うこと。

  攻守交代の時、投手は投手板の近くにボールを置いて交代すること。

  各回の先頭打者は、ベースコーチは、ミーティングに参加しないで所定の位置につくこと。

  投手は、捕手の返球を受けたら、直ちに投手板について投球姿勢をとること。

  打者は、速やかに打者席に入って打撃姿勢をとること。

  次打者は、次打者席で低い姿勢で待機すること。

  打者は、打席内でサインを見ること。

  選手が負傷などで治療が長引く場合は、臨時代走を出すことができる。なお、代走は打順の前位の者とする。

* ボールが頭部に当たったときは、躊躇することなく臨時代走を出すように努めるものとする。(上部指導)

(2)   ファールボールの処理

ファールボールは、一塁側のものは一塁側ベンチ、三塁側のものは三塁側ベンチ、本塁後方のものは攻撃側で処理すること。

 

7.     遵守事項

(1)   選手

  イニング交代時の投球練習において、控え選手が補給するときはマスクをつけること。

  シートノック時、捕手はマスクをつける。(指導)

  グローブからの指出しは禁止する。(投手)

  負傷により包帯等が必要なときは、球審の承認を得ること。(投手)

  打者走者の一塁へのヘッドスライディングは、危険防止から禁止する。(指導)

  サングラスの使用は認める。使用する場合は球審及び審判部(事務局)に申し出るものとする。

(2)   指導者等

  グランド周辺での練習(ランニング、キャッチボール等)を行う場合は、周辺住民や他の競技の邪魔にならないように十分配慮し、無用なトラブルは避けること。

  ベンチあるいはベンチの外からの応援で、野次など目に余る言動があったときは、当人に厳重注意するとともに、当該チームの当人及び監督を退場させることとする。

  ベンチ入り指導者は、サングラスの使用を原則禁止する。やむを得ない理由がある場合は球審及び審判部(事務局)に申し出るものとする。

 

8.     表彰者の基準

(1)   リーグ戦の個人成績について表彰を行うにあたり、以下の基準を用いて判定する

  打撃の規定打席は2024年度1試合平均、リーグ戦5.13/4年生4回)

試合数13×1.77≒23打席とする(小数点第一位で四捨五入) 

やまびこ4年生リーグは試合数×1.37≒Aブロック5打席、Bブロック4打席

  投手の規定投球回

試合数13×113

上記の基準に達したものより上位者を表彰する。

(2)   (1)の個人成績は試合後に両チームがスコアを照らし合わせ各チームが既定のシート(excel)に記載し自チームの成績を記録情報部に提出。

(3)   各チームスコア提出の担当者を事務局に申請する。

(4)   試合の勝敗は勝利チームがスコアボードの写真を2日以内に提出。

(5)   表彰対象は、全試合を消化したチームの選手とする。

 

9.     心がけ事項

その日の最終試合のチームは、試合終了後、グランド整備を行うものとする。 

 

 

以上